本コースは、ITIL®サービスマネジメント課程でのITIL®エキスパート認定取得のための、インターミディエイト・ライクサイクル群およびケイパビリティ群における最終コースとなります。本コースでは、ITIL®コア書籍での内容である、事業へのフォーカス、サービスライクサイクル上のプロセスの管理、目標、目的、機能、活動、およびプロセス間のインターフェースや相互関連について3日間にわたり学びます。また本コースは、受講者参加型のシナリオベースのトレーニングを採用し、受講者がITIL®ベストプラクティスの原理原則を学び、認定試験に合格するようサポートします。
対象者
本コースは下記に該当する方を対象としています (下記は一例であり、これらに限定するものではありません)
- ITIL®の中核となるライフサイクルをビジネスおよびマネジメントレベルで理解されたい方、および自社におけるITサービスマネジメントの品質向上にどのように活用するかについて学びたい方
- 本コースの認定が必須条件となる、ITサービスマネジメントにおけるITIL®エキスパート認定を目指している方
- 次の役職や業務に就いている方:CIO、シニアITマネージャ、ITマネージャおよびスーパバイザ、ITオペレーションのプラクティショナ
学習目標
- 事業および経営課題としてのITサービスマネジメントの導入を理解する
- ITサービスマネジメントの計画立案および実装の運営・管理を理解する
- 戦略的変更の管理を理解する
- リスク管理を理解する
- 組織的な変更の理解を理解する
- サービス・アセスメントを理解する
- 業界の補完手引きの理解を理解する
コース開催手配
- 定員: 講師1名に対し受講者18名
- 座席配置: U字型に配置(推奨)
- 受講環境: ホワイトボード(もしくはフリップチャート)、プロジェクター
- 受講条件の確認: コース開始前にITIL®認定資格の認定証、17クレジット分を回収(必須条件を参照)
必須条件
- ITIL®ファンデーション認定資格(バージョン3)(2クレジット)およびITIL®インターミディエイト ライフサイクル/ケイパビリティ群の各コースの認定資格(15クレジット以上)、合計17クレジット以上
- ※コース申し込み時に合計17クレジット以上の認定書のコピーの提出が必要
推奨事項
必須ではありませんが、下記を満たすことで、より深くMALCを理解することができます:
- ITの基礎知識があること、また2年から4年程度のITサービスマネジメント実務経験がある
- IT関連用語の知識があり、自身の業務においてMALCがどのように機能しているか理解している
- ITIL®サービスライフサイクルのコア書籍の内容を予め学習し、試験準備として28時間程度の自己学習ができる
コース教材
- 参考資料
- ワークブック
- 模擬試験(シナリオ、問題用紙、解答)各2種類
- ファースト・エイド・キット
- クイック・リファレンス・カード
- eラーニング受講用ログインIDおよびパスワード(お申し込み後発行。有効期限は90日間)
eラーニング動作環境
- ブラウザ: Internet Explorer 9、Firefox13、Chrome20、Safari5以上
- CPU: PentiumⅣ以上
- Cookie: 有効
- JavaScript: 有効
- 解像度: 1024×768ピクセル
- ネットワーク環境: ブロードバンド・インターネット接続
事前学習 | 1日目 | 2日目 | 3日目 |
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自己学習 | 1.はじめに | 4. ITSM導入計画 | 6. 戦略的な変更の管理 |
| 2. 戦略的アセスメント | | |
| 昼休み | 昼休み | 昼休み |
| 2. 戦略的アセスメント | 4. ITSM導入計画 | 7. 試験準備/模擬試験 |
| 3. 組織の課題、CSFおよびリスク | | 試験 |
| | 5. ビジネス・ケース | |
| 自己学習(課題・学習内容の復習) | 自己学習(課題・学習内容の復習) | |
開始時間、講義時間、休憩時間および終了時間はおおよその目安です。
必須条件 | 認定教育事業者による、MALCコースの修了 |
再試験時の 必須条件 | 受講修了書などMALCコースの修了を証明できるもの
(修了書の発行につきましては、各自認定教育事業者にお問い合わせください)
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持ち込み | クローズドブック(持ち込み不可)形式でシナリオベースの問題が多肢選択式で10問出題 |
配点 | それぞれ5点、3点、1点、0点(不正解) |
試験時間 | 120分間 |
合格ライン | 50点中35点以上(正答率70%以上) |
受講者の声
- グループワークは人の意見が参考になり、自分の考え方の修正にも役に立ちました。受講者用参考資料は、必要な情報がよくまとめられていると感じました。演習が多く実際に業務に活かせると感じられた点が良かったです。
- 短期間で網羅的にITIL®要素を学習できた。演習が含まれており、ITIL®の理解が促進できた。
- 実践的で良かった。具体的にどのように改善していくものなのか、よりイメージが沸いた。
- 現在の業務課題に対する対策のヒントを得ることができました。
- ライフサイクルにおけるITSMによる改善の視点をシナリオを通じて実践・習得できた。
公開コース開催日程
ITプレナーズが開催している公開コースのスケジュールです。すべてのコースは開催が確定しています。
パートナーのみなさまは、最少催行人数や教材・試験の発注などを気にすることなく、受講者を参加させることができます。受講者のみなさまは、ご希望のコースをご希望のパートナー経由でお申込みいただけます。
- 2022年4月
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- 2022年5月
- 5/23-25 Zoom
- 2022年6月
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- 2022年7月
- 7/11-13 Zoom
- 2022年8月
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- 2022年9月
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- 2022年10月
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- 2022年11月
- 11/16-18 Zoom
- 2022年12月
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