ITIL®プロセス改善

ITIL®のためのTIPA®アセッサ

認定資格
TIPA Assessor for ITIL
期間
3日間
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語
PMI® PDUs
21 (W: 7 P: 7 B: 7)

本コースは、TIPA®リードアセッサの指導のもとTIPA®を活用したプロセスアセスメントを実施する能力を身につけるコースです。TIPA®アセスメントプロジェクトおよびTIPA®を構成する各6段階における役割について、受講者はケーススタディやディスカッションなどのインタラクティブな講義を通じて理論的なコンセプトを学習できます。

受講者は、課題や一連のアセスメントプロジェクト(インタビューの実施、プロセス評価、SWOT分析、改善提案、結果発表)を通じたロールプレイ型演習により、知識の習得だけでなく実践方法まで学習できます。また、TIPA®ツールボックスの使用、インタビュー実施の準備、プロセスアセスメントおよび評価、現在のITサービスマネジメントにおけるプロセス成熟度の測定、アセスメントレポートの作成、およびプロセス最適化のための提案ができるようになります。

対象者

本コースは下記に該当する方を対象としています (下記は一例であり、これらに限定するものではありません):   

  • ITIL®やITサービスマネジメントのプロセスをアセスメントや改善に携わる方
  • ITIL®の導入やプロセス成熟度の測定に携わる方
  • 組織に導入したITIL®のROIを見積もるためにプロセスアセスメントの手法を探している方
  • ITIL®やISO/IEC15504にかかわる経験を持ち、TIPA®アセスメントプロジェクトの中でアセッサとして活動したい方
  • 次の役職や業務に就いている方: ITIL®/ITサービスマネジメント プロセスオーナ、プロセスマネージャ、プロセスデザイナ、アーキテクト、プランナー、ITプロセス改善コンサルタント、内部監査人、IT品質マネージャ、ITセキュリティマネージャ、IT コーディネータ、ITSM講師、ITIL®/ITSM プロセスインテグレータ

学習目標

  • 国際的なプロセスアセスメントの基準を理解できる
  • ITIL®に関してTIPA®で提案されたITサービスマネジメントプロセスの記述を理解できる
  • アセスメントプロジェクトの段階ごとのアクティビティを実施するために主要なTIPA®ツールボックスを使用できる
  • プロセス目的、プロセス成果、基本プラクティス、作業成果物、プロセス属性、共通プラクティスの違いを理解できる 
  • TIPA®モデルを使用してインタビューを実施し、それをもとにプロセスの成熟度レベルを評価できる
  • アセスメントの一部から得られた事実をもとにSWOT分析を実施できる
  • 組織の事情や背景に照らし合わせた提案書を作成できる
  • TIPA®ツールボックスから提供されるテンプレートにもとづきレポートを作成できる
  • TIPA®の方法論およびプロセスモデルの構造について説明できる
  • ITIL®プロセスに関して ISO/IEC 15504の構造をどのように適用すれば良いか理解できる
  • TIPA®の評価スキームに沿ってインタビューおよび評価プロセスを実施できる
  • プロセスアセスメントの結果の分析、改善提案およびTIPA®ツールボックスを使用したプロセス成熟度についての結論を出せる

必須条件

  • ITIL®ファンデーション(バージョン3)、またはITIL®ファンデーションブリッジ認定資格

推奨事項

必須ではありませんが、下記を満たすことで、より深くTIPA®を理解することができます:

  • ITIL®の専門用語や自身のビジネス環境におけるITIL®/ITサービスマネジメントの状況への理解
  • サービスプロバイダとしてITサービスマネジメントに関わる職務経験
  • 3年程度のITIL®/ITサービスマネジメント環境での実務経験、またはプロセス、成熟度アセスメントの実務経験
  • ITIL®エキスパート、ITIL®サービスマネージャ、ITIL®インターミディエイトレベルにおいて10クレジット程度保有

コース教材

  • コース用教材:
    • 受講者用参考資料(プレゼンテーション資料を含む)
    • ワークブック(研修中および模擬試験で使用される全ての課題を含む)
    • 付属資料(課題のための資料や演習および模擬試験の解答を含む)
  • TIPA®ツールボックス※1

※1   TIPA®アセッサ用ツールボックスは、アセッサ認定試験に合格し、TIPA®メンバーシップ(有償)に加入することでダウンロード可能となります。

コース開催手配

  • 定員: 講師1名に対し受講者12名
  • 座席配置: U字型に配置(推奨)
  • 受講環境: ホワイトボード(もしくはフリップチャート)、プロジェクター
  • 受講条件の確認: コース開始前にITIL®ファンデーション(バージョン3)、またはファンデーションブリッジ認定証の回収

試験詳細

必須条件認定教育事業者による、ITIL®のためのTIPA®アセッサコースの修了
再試験時の
必須条件
受講修了書などITIL®のためのTIPA®アセッサコースの修了を証明できるもの
(修了書の発行につきましては、各自認定教育事業者にお問い合わせください)
概要クローズドブック(持ち込み不可)形式でシナリオベースの問題が多肢選択式で8問出題
配点それぞれ5点、3点、1点、0点(不正解)
試験時間90分間
合格ライン 40点中28点以上(正答率70%以上)

受講者の声

  • アセスメントは実施者のノウハウやスキルに依存するケースが多いと思っていましたが、TIPA®はアセスメント全体が体系的になっていることが分かり、ちゃんと学ぶことで一定のレベルに達せることが分かりました。
  • 具体的なTIPA®の流れを受講することにより、即業務に反映できる。
  • 座学とワークショップのバランスがよく、実務に向けたアドバイスも非常に有用でした
  • 演習を通して自身の理解度を確認し、実際のアセスメントをイメージできた。
  • TIPA®の基礎を学べ、それを実践形式で使ってみることが良かったです。
  • すべてにおいて満足してます。現場での活用例も大変勉強になりました。

オープンコース開催日程

ITプレナーズが開催しているオープンコースのスケジュールです。すべてのコースは開催が確定しています。
パートナーのみなさまは、最少催行人数や教材・試験の発注などを気にすることなく、受講者を参加させることができます。受講者のみなさまは、ご希望のコースをご希望のパートナー経由でお申込みいただけます。

2024年1月
2024年2月
2024年3月
2024年4月
2024年5月
2024年6月
6/10-12 Zoom
2024年7月
2024年8月
2024年9月

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