事例紹介

ITプレナーズ15周年記念インタビュー
ニューノーマルの時代を明るく照らす、ITプレナーズは一緒に目標を成し遂げていく「仲間」

株式会社日立システムズ様
研修事例
2021.10.28

株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックは、2006年よりコンテンツプロバイダーとしてたくさんのお客様にITマネジメント研修のサービスをお届けし、2021年で創立15周年を迎えました。

15周年特別企画インタビューとして、2018年より毎年ITプレナーズの研修を「課題解決型人財育成プログラム」として実施いただいている株式会社日立システムズの樋口さんに、ITプレナーズとの出会いや、樋口さんが感じる魅力についてお話を伺いました!

樋口 裕一さん
株式会社日立システムズ
ビジネスクラウドサービス事業グループ
マネージドサービス事業部 事業戦略本部 計画部 企画グループ


新しく必要となる人財のための研修プログラムをITプレナーズと構築

― まず、御社の事業内容と、樋口さんの業務内容をお聞かせください。
樋口さん

株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種にわたる業務システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。私が所属しているマネージドサービス事業部は、オンプレミス環境とクラウド環境を含めたマルチクラウドの監視・運用管理を行うサービスを提供しています。
私はその中で、サービスや人財育成について今後の戦略を立てる事業戦略本部に属しています。

― ITプレナーズとの出会いから、研修実施までについてお聞かせください。
樋口さん

2017年、私がITプレナーズに電話をかけたところが始まりですね。
当時、お客様により満足いただけるようなサービスを提供していくために、今後中心となる人財のマインドシフトや課題解決能力の向上が不可欠と感じており、それを一緒に考えてくれる企業を探していました。
知り合いの紹介などではなく、インターネットで調べて電話をかけたため、最初はITプレナーズがどんな企業なのか詳しくは知りませんでした。しかし、その電話でセールス担当の方が物腰柔らかく誠実な対応をしてくださり、親身になってくれる企業だな、という印象を持ちました。

そこから3か月程かけて、ITプレナーズが提供している研修を私自身が受講しました。そしてITプレナーズのみなさんと相談しながら、これから育成する人財に必要な研修プログラムを構築し、2018年12月に最初の「課題解決型人財育成プログラム」を実施しました。

本プログラムは受講者の満足度が高く、受講者が新しい活動に取り組み、実際にお客様の課題解決につながるなどの成果も得られました。そこで、価値があるプログラムであることが認められ、2年目からは正式な人財育成カリキュラムになりました。内容は受講者からのフィードバック・世の中の動向を踏まえて毎年ブラッシュアップしており、8カ月間(研修日は合計14日間)におよぶ研修プログラムです。
それから2年目・3年目と続き、2021年12月からは4期生のプログラムが始まる予定です。

前に進むためのライトをつける、ITプレナーズ研修の魅力

― ITプレナーズの研修が持つ魅力についてお聞かせください。
樋口さん

教材などのコンテンツが良いことや、eラーニングでは味わえない実践型・体感型の研修であることも魅力ですが、それを教える講師の方々が、ITプレナーズの研修における大きな魅力だと感じています。

最初に私自身がITプレナーズの研修を受講したとき、講師の方がとても親身になって相談に乗ってくださったのが非常に印象的でした。自社で役立てるためにはどうしたらいいかという、受講者ひとりひとりの課題にかなり寄り添っていただけたのです。

講師が教材を読み上げることを目標にすると、受講者もただ教科書の内容を理解することを目標にしてしまいます。ITプレナーズの研修は教材にとらわれすぎず、学んだことを現場でどう使っていくかという点に目標を置いているので、受講者も自分自身が現場でどう使っていくかということを考えながら参加できると思います。

また、ITプレナーズが掲げているミッションは「ライトをつけて変革を促す」だと聞きました。
ライトと言っても、ひらめきのライト、見通しを照らすライトなどいろいろな意味が含まれているとは思いますが、私がITプレナーズの研修に感じたのは、受講者の気持ちを明るくしてくれるライトです。
研修中の写真を見ると、受講者はみんな楽しそうな表情をしています。知識をつけることも大切ですが、気持ちが明るくならないと前に進めない人も多いでしょう。ITプレナーズの講師陣は、受講者の気持ちを明るくライトで照らし、「がんばるぞ!」という気持ちにさせるのが上手だと思います。

ニューノーマルの時代も、一緒に目標を成し遂げていく「仲間」

― 今後の展望についてお聞かせください。
樋口さん

これからは、さらに業務に密着した研修プログラムを作りたいという気持ちがあります。
以前は「ITIL®の研修を受けに行く」といったような単発の研修を受講するスタイルでした。今、私たちはもう一歩踏み込んで「こういう人財になりたい」という目指す人物像に対して、単発ではない研修プログラムを実施しています。

この次のステップは、実際の業務に研修プログラムをさらに合致させて「このビジネスにはこの研修」とワンセットにすることです。研修は「お金に余裕があるからするもの」ではなく、研修を「ビジネスを継続させるために必要なひとつのプロセス」として組み込んでいく、という取り組みをより強化していきたいと考えています。

―今後、ITプレナーズに期待することについてお聞かせください。
樋口さん

ニューノーマルの時代となって様々な変化があっても、スピードを落とさずに新しい環境に適合した人財育成をしていきたいと思っています。
リモート対応は2年前からITプレナーズの方々が一緒に考えてくださり、様々な提案をいただいて、結果的にコロナ禍でも滞りなく人財育成を推進できました。

ITプレナーズは、講師もセールス担当の方も、お会いするひとりひとりが誠実で、共に人財育成について本気で考えてくれる「仲間」だと思える方ばかりです。
これから、きっとまた新しい時代の変化があると思いますので、ITプレナーズには今後も一緒に困難を乗り越え、目標を成し遂げていく「仲間」として、パートナーシップを続けていただきたいと期待しています。

お客様情報 - 株式会社日立システムズ

■ 事業内容: システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネットワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発
■ 本社所在地:東京都品川区大崎1-2-1
■ 設立年月日:1962年10月1日
■ 資本金:19,162百万円
■ 従業員数:18,808名(2021年3月31日現在、連結)
■ ウェブサイト:https://www.hitachi-systems.com/


※取材は2021年9月に行いました。

ライター: Nanami Hirokawa