ちょっと先の未来を感じる！「Agile Tech Expo 2022」参加レポート

2022年7月9日(土)にオンラインで開催された「Agile Tech EXPO 2022」に、ITプレナーズはシルバースポンサーとして参加しました。
今年のテーマは「Craft Our Future – ちょっと先の未来の話をしよう -」。アジャイルの枠にとどまらず、感覚共有やノーコードプログラミング、デジタルネイティブ世代の活躍事例など、様々なセッションが展開されました。

キーノートは米テスラ社でアジャイルコーチを務めるジョー・ジャスティスさんによる「アジャイルコーチが学んだTesla 真の凄さ〜あなたが学んできたアジャイルとTeslaは何が違うのか〜」。この講演では、テスラ社の製品開発における、驚きのスピードが紹介されました。同社ではロケットエンジンをハードウェアもソフトウェアも含めてわずか2日で作ってしまうとのこと。そのため「1週間スプリントのスクラムでは遅い」と、テスラ独自のアジャイル開発を導入しているそうです。
他にも、予算がソフトウェアによって状況に応じて自動計算されるので1分ごとに変わることや、承認はすべてソフトウェアが行うためリーダー・マネージャーが存在しないことなど、予想をはるかに超えた斬新な組織・働き方が紹介されました。まさに「ちょっと先の未来の話をしよう」というテーマにふさわしい、未来の製品開発を感じさせる内容でした。

次に行われた、永和システムマネジメントの岡本 卓也さんによる「コミュニティと人の縁　～まずは楽しんで、そしてその先にあるもの～」では、まさにAgile Tech EXPOのような交流型イベントを楽しむ方法が紹介されました。イベントに参加する際、多くの方は「せっかくだから役立つ知識を得たい」「何か持ち帰らなければ」と焦燥感を抱えがちです。しかし、岡本さんは「単純に楽しむ」「お祭りに参加する」でも目的としてOKだ、と語ります。
さらに、有名人にダメもとで話しかけてみる「突撃」や、ゲームのように自分で達成したい項目を決めて挑む「実績解除」という楽しみ方も紹介されました。講演中のDiscordでは早速「書き込みの実績解除！」といった発言もあり、新しい楽しみ方が参加者間で共有された瞬間でした。
ITプレナーズも今年は特にたくさんのイベントに参加していますが、今後「単純に楽しむ」や「実績解除」の考え方を取り入れて、自分たちがイベントそのものを楽しむ気持ちも忘れずに参加したいと思います！

ランチタイムには、各スポンサーによるLightning Talkが行われました。
ITプレナーズも「アジャイル広めて三千里！ITプレナーズのアジャイルジャーニー」と題して、セールスマネージャーの牛越からITプレナーズについてご紹介しました。
みなさんのアジャイルジャーニーに明るいライトをつけるため、ITプレナーズは東奔西走、様々な取り組みを続けています。特に今年は、各地域で開催されるアジャイル関連のイベントのスポンサー参加に力を入れてきました。そして、フェニックスプロジェクト無料体験会の東京以外の都市での開催も計画中です。また、動画や役立つ記事など、ウェブコンテンツの充実も進めています。
他にもITプレナーズの活動を広く紹介しておりますので、詳細はぜひこちらの動画をご覧ください！

なお、コーヒーブレイクは時間が20分と短かったため、そこではパワポカラオケは参加者に見てもらうだけだったのですが、Agile Tech EXPO運営の方々のご厚意で、なんとイベント終了後に自由に参加できるパワポカラオケの場を設けていただきました！一般参加の方、スポンサーの方、登壇者の方、運営の方も交えて（無茶ぶりもしつつ）即興のプレゼンをしていき、とても楽しい時間となりました。
ちなみに昨年もイベント後にゲーム「Among Us」で遊ぶ時間を設けさせていただいたのですが、2年続けてゲームを通して皆様と交流する機会をいただき、Agile Tech EXPO運営の方々には大変感謝しております…！

未来を感じる講演で学び、楽しく交流もできる「Agile Tech EXPO 2022」。今年もとても素敵なイベント体験になりました。「Agile Tech EXPO」コミュニティでは、本イベント以外にも、読書会や学生向けのお悩み相談など、様々なイベントを開催しています。

ITプレナーズも引き続き、みなさんのちょっと先の未来も明るいライトで照らせるように、いろいろなアジャイルコミュニティをサポートしながら、アジャイルジャーニーを続けていきます！