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一歩踏み出す勇気をもらった!「スクラムフェス仙台2023」現地参加レポート

2023.9.7

8月25日~8月26日にオンサイト・オンラインで同時開催された「スクラムフェス仙台 2023」に、ITプレナーズはゴールドスポンサーとして参加しました。
現地参加したITプレナーズ社員が、現地の様子をお伝えします!

東京から参加したメンバーはお昼には仙台に到着し、まず芯タンをいただきました。

この日の仙台の最高気温は33.4度と例年よりも高く、日差しも強烈。東京や愛知から来たITプレナーズメンバーは涼しさを少し期待していたものの、体感としては変わりませんでした。

真夏の仙台を歩いて辿り着いた「enspace」はとてもおしゃれな会場です。
今回のイベントでは、1階はスポンサーブースや各トラックの配信が行われ、2階は現地セッションが行われるメイン会場として使用されていました。

入り口ではかわいいシャークレ君のポスターがお出迎え。

Day1のキーノートはクラスメソッド株式会社 藤村 新さんの「厄介な現実に向かって一歩踏み出そう」。
12回の転職、受託開発、オフショア開発という3つの経験を中心に、新しいことに一歩踏み出して取り組んでみた経験をお話しいただきました。
「ふりかえってみると厄介な現実とは思っていなかった」とご本人は話しますが、どれも非常に濃いお話でした。

一歩踏み出すために重要なことはなんなのか。それは、ポジティブな夢をみるだけでなく、その夢をかなえる過程で必ず直面する困難、つまり“厄介な現実”を思い浮かべ、頭の中でその現実と対決させること、そして「こういう状況ではこうしよう」と具体的な行動を決めておくことだそうです。

キーノートのまとめとして、今回のスクラムフェス仙台でポジティブなセッションを聞いたら、すぐに自分の中の厄介な現実と対決させ、藤村さんの話を思い出して「自分にもできる!」と思ってほしいと語られました。

藤村さんの経験は真似できない唯一無二のものですが、自分にとって厄介なことに一歩踏み出してみようかなという勇気をもらえるセッションでした。

その後のネットワーキングでは、気仙沼のブルワリー「BLACK TIDE BREWING」さんの「BUOY」と「Musubi Maru」が振る舞われました。
お酒の弱い現地参加の2人ですが、せっかくならとMusubi Maruをいただきました。
フルーティーな香りがして、とても美味しかったです。

シャークレ君がプリントされたこちらのオリジナルグラスはなんとノベルティで、1人1つお持ち帰りできちゃいました!家でも大事に使います。ありがとうございます。

美味しいビールを片手に、美味しいお料理を食べて、参加者の皆様とわいわい交流する楽しい時間でした。
一緒にスポンサーブースを出していた方とも「こんなに美味しくて楽しいイベントのスポンサーになれて幸せですね」と盛り上がりました!
また、みなさんのお話を聞くと、東京から来た人、仙台に在住の人、他にもいろんな地域から参加されているようです。(かく言う私も愛知県からの参加でした!)
いろんな地域のスクラムを愛する皆さんとゆるく、ときには熱く、語りあえるのがスクラムフェスの魅力ですね。

Day2はモーニングヨガでスタート。
Day1の夜には皆さん「起きられるかなあ」と言っていましたが、たくさんの人が朝一番に集まってヨガを実践!

体を伸ばし、呼吸を深め、集中力を高めてDay2を迎えました。

Day2は品川アジャイルのオンライントラックやOSTも含めると計4トラックで、様々なセッションが行われました。
その中でも、今回のレポートでは「ふりかえり」に関する2つのセッションをご紹介いたします!

まず1つ目のセッション。
森 一樹さんが「Don’t just Do ふりかえり, Be ふりかえり!」と題し、興味深いふりかえりのお話をされていました。

上手くいかなかったことを挙げて、Tryを出してみるなど、問題解決のために行いがちな「ふりかえり」ですが、実は継続的チームビルディングを行いやすい場だといいます。

Be ふりかえりにはまだ至れていませんが、私たちも毎朝ふりかえりをして、その中でもチーム内のコミュニケーションを大事にしています。

というわけで、ご紹介させていただく2つ目のセッションは、私たちの取り組む毎日のふりかえりをご紹介させていただいた「開発チームだけじゃない!マーケティングチームも毎日Fun Done Learnを半年以上実践している秘訣」。

KDDIアジャイル開発センター株式会社の中島 智弘さんとITプレナーズのマーケティングマネージャー廣川が合同で登壇し、中島さんのFun Done Learnを広める取り組み、そしてITプレナーズマーケティングチームが9か月にわたって続けているFun Done Learnの様子についてお伝えしました。

それから、パネルディスカッション的に「ふりかえりが定着できるチームとそうでないチームの違いとは」について中島さんとマーケティングチームの2人で語り合ったり、anycommuも利用し、皆さんからのフィードバックなどにその場でお答えしていきました。

当日のスライドも公開しているので、ぜひご覧ください!

「メンバーと密に話す必要性を感じない」「問題点を話しにくい」などの理由からFunDoneLearnが定着しないチームもあるようです。そういった場合には、仕事だけじゃなくメンバーその人に関心を持つこと、何でも書けるように敢えて仕事以外のことを書いてみること、そしてチームに合った時間や方法を試してみることなどが解決策として挙げられました。

最後には「FunDoneLearnのうた」スクラムフェス仙台バージョンを皆さんと踊り、盛り上がりました。字余りですが歌詞に「ITプレナーズ」と入れていただいて、この曲のファンとしてはとっても光栄でした!

スピーカーTシャツにスクラムの三本柱、爪にはスクラムの5つの価値基準ネイルシールを携えセッションに挑みました。

ネイルシールは会場で配布もしました。その場ですぐに貼っていただけてうれしかったです!

ちなみに、スポンサーブースではセッションにちなんだFunDoneLearnボードと、ITプレナーズクイズ 仙台編を設置!難易度の高い(!?)クイズに正解した方にはオリジナルパッケージのコーヒーをお渡ししました。

Fun Done Learnボードには2日間通して、たくさんの付箋が。牛タン、ずんだシェイク、笹かま…皆さんが仙台を楽しんだ様子が伺えます。
「一歩踏み出そう」「ポジティブな勇気をもらった後、現実の壁をすぐイメージしよう」など、セッションで得たLearnも貼っていただきました。
スポンサーブースに遊びに来ていただいた皆さま、ありがとうございました!
スクラムフェス仙台は今年が2回目の開催でしたが、とても美味しい仙台のクラフトビールをシャークレくんグラスで提供するという、運営の皆さんの東北愛やコミュニティ愛、そして熱量を感じる素晴らしいスクラムフェスでした。
スクラムフェス仙台の運営・参加者のみなさま、素晴らしいイベントをありがとうございました!

帰り道のお供にずんだシェイクを。2日間のフェスを楽しみ切った体に染みました!

ライター:Kaede Yamazaki