株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックのディレクター・最上千佳子が、最新著書『ITIL®4の教本 ベストプラクティスで学ぶサービスマネジメントの教科書』を3月16日に株式会社翔泳社より発売しました。
Amazon売れ筋ランキングの2カテゴリーで「ベストセラー1位」を獲得し(3月18日時点)、早速のご好評をいただいております。
本書では、ITIL® 4の根底にあるサービスマネジメントの考え方から具体的なプラクティス(実践方法)までをわかりやすく解説。ITIL®に触れるのが初めてでも、無理なく全容を理解できます。自社のDX化に必要なサービスマネジメントについて学びたい方、業務プロセスを改善したい方など、IT分野に限らずあらゆるフィールドで活躍するビジネスパーソンに読んでいただきたい1冊です!
・自社サービスの品質を上げたい人
・ITIL 4に興味がある人
・ITIL 4を業務に活かしたい人
・自社にITILの導入が決まった人
・ITIL資格の取得を検討している人
第1章 ITILとは?
第2章 ITIL 4の世界観-Foundation-
第3章 ITILの活用(1)サービスを創り、提供し、サポートする-CDS-
第4章 ITILの活用(2)利害関係者の価値をドライブする-DSV-
第5章 ITILの活用(3)ハイベロシティIT-HVIT-
第6章 ITILの活用(4)方向付けし、計画し、改善する-DPI-
第7章 ITILの活用(5)デジタル戦略とIT戦略-DITS-
第8章 ITILの活用(6)プラクティス・ガイド-実践例-
2019年にITIL® 4 ファンデーションの日本語版が出版されました。DX化に向けた世界のベストプラクティスを理解して活用するための新たな世界観や概念、仕事への向き合い方、主要な用語が紹介されています。
では、より実践的に何をすればよいのか? 世界の変化に対して、私達はどのように変化していけばよいのか? これらについてまとめてあるのが、上位書籍群です。本書は、その概要を紹介する内容となっています。
1冊目の著書『ITIL® はじめの一歩』が、サービスやサービスのマネジメントについての入門書であるのに対し、今回は最新のITIL® 4の上位書籍までを網羅して、日本のみなさんにより詳しく紹介したいと思い筆を執りました。
タイトル通り、みっちりと情報が入っているのでなかなかの読み応えだと思います。もちろん、本書はあくまでも紹介本であり、ITIL® 4 に記載されたたくさんの情報や知見や事例を読んでいただきたいのですが、まずは大まかな内容を紹介することで、ITIL® 4 の全体像と価値をお伝えできればなと考えました。
本書で意識したのは、ITIL® 4に書かれている内容だけではなく、その背景にある世界の最新情報や重要な考え方や実践的な手法も紹介することでした。また、各章(つまり、各書籍)の内容を適用するとどのような効果があるのかを端的にイメージできるように、ケーススタディによるビフォー・アフターも盛り込んでいます。
また、個人的な試みとしては、「プラクティスの一つ一つを四文字熟語で表してみる」というものです。インシデント管理や問題管理は普段から四字熟語で表現されていたので、他も簡単にできるだろうと思っていたら意外と良い表現が思い浮かばず、一週間くらい悩んで絞り出したものもあります。「私だったら、このプラクティスにどんな四字熟語をつけるだろうか?」と考えながらお読みいただくのも楽しいかもしれません。
ぜひお手に取って、日頃の業務に活用いただければ幸いです。
最上 千佳子
株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック ディレクター
兼 日本クイント株式会社 代表取締役
ITSM、リーン、アジャイル、DevOps等、ITをマネジメントという観点から強化しビジネスの成功に貢献するための、人材育成と組織強化のコンサルティングに従事。
~既刊~
「ITIL® はじめの一歩 スッキリわかるITIL® の基本と業務改善のしくみ」
タイトル:ITIL®4の教本 ベストプラクティスで学ぶサービスマネジメントの教科書
著者:最上 千佳子
発売日:2022年3月16日
仕様:A5・304ページ
定価:本体2,400円+税
発行:翔泳社