ITIL®

ITIL® AIガバナンス(Version 5)【試験つき】

認定資格
ITIL® AIガバナンス(Version 5)
期間
2日~3日 (標準2日間)
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語
PMI® PDUs
15 (W: 5 P: 3 B: 7)

ITIL®(Version 5)とは

「ITIL®(Version 5)」は、デジタル・トランスフォーメーション時代において顧客と価値を共創するためのグローバルの成功事例をまとめ、DPSM(デジタルプロダクトおよびサービスマネジメント)として体系化したものです。その根底には、1980年代後半からITSM(ITサービスマネジメント)として蓄積されてきた豊富なマネジメントノウハウがあります。変化が激しく不確実性の高い現代において、デジタル技術だけでなく、バリューストリームやプロセスなどを包括的に網羅し、顧客をはじめ利害関係者とともにより良い未来を切り拓くための実践的な知見をまとめています。

コース詳細

「ITIL® AIガバナンス(Version 5)」は、「ITIL®(Version 5)」の「拡張モジュール」です。前提資格や受講要件がなく、本コース単独での受講および認定試験の受験が可能です。
AIガバナンスの本来の目的は、単にAIのリスクを制限・制御することだけではありません。経営層・IT部門・現場が一体となり、 AI 特有のリスクを適切に管理しながら、 AI 投資を確実な「ビジネス成果( ROI )」へとつなげるための 全社的な統制と価値創出の仕組みを構築することです。
本コースは、AIの活用が当たり前となった現代において、AIガバナンスの全体像を体系的に理解できるように設計されています。検証済みの原則と実務に即した具体的なガイダンスを提供することで、組織が明確な方針と責任感、そして高い信頼性を持ってAIを活用・管理できるよう支援します。

本コースを受講すると得られること

  • 組織上の監督体制と責任の確立:組織全体でAIを運用する際の見守り体制を整え、だれがどのような責任を担うのかを理解できる
  • イノベーション・倫理・コンプライアンスの最適バランス:業務のスピード感や柔軟性を損なうことなく、新しいアイデアの追求・倫理的な配慮・法的順守を高度に両立させる手法を理解できる
  • 「人間中心のアプローチ」によるコントロール:AIを利活用するにあたり、人間が中心となって成果や運用を主導・管理し続けられるための方法を理解できる
  • 責任あるAIのスケールアップと継続的な価値創出:AI活用を全社へ安全に広げ、単なるビジョンにとどまらない「測定可能で持続的なビジネス成果」へと転換する方法を理解できる
  • AI活用に関する共通言語化と信頼の構築:AIの実務を担うすべての役割において、ガバナンスの不整合性を防ぎ、信頼性の高い安全なAI導入を加速するために、組織内で共通言語・共通認識を形成することができる

「ITIL® AIガバナンス(Version 5)」研修は、PeopleCert社が発行する公式認定認定シラバスに基づいて作成された、2日間のプログラムです。
本コースは、講義だけでなく、理解を深めるための演習やディスカッションも用意しています。また、認定試験に向けた受験対策も含まれます。

オープンコース情報

開催日程(2日間):
2026年11月26日(木)-27日(金) 9:30-18:00(申込締切:11/17)[空席あり]
開催方法:オンライン(Zoom)
講義言語:日本語
受講費用:198,000円(税込)
支払方法:クレジットカード決済 または 請求書(銀行振込・当月末締め翌月末払い)

対象者

本コースは、AIを活用して組織の成長や事業の成功を加速させたいすべての方を対象としています。
AIのリスクを適切にコントロールしながら利益を最大限に引き出すための実践的なガイダンスを提供し、自組織で責任をもって安全かつ大規模にAIを管理できるようにします。
期待される効果と、推奨される対象者の例は以下のとおりです:

  • 組織のAIガイドライン策定、ROI 最大化、全社や顧客案件への安全な展開の推進
    • 経営層(CIO, CISO)
    • IT部門/情報システム部門の責任者や担当者
    • AI 推進リーダー
    • 開発プロジェクトマネージャー/プロジェクトリーダー
  • ソースコード漏洩や著作権リスクを防ぎ、開発・運用現場で安全かつ高度にAIを活用
    • 開発エンジニア/プログラマー
    • 運用オペレーター
    • サービスマネージャー
  • 全社的な「共通言語」を確立し、事故を起こさず安心してAI 活用できるリテラシーの獲得
    • 全ての社員(非IT部門のスタッフを含む)

学習目標

本コースの学習目標は以下のとおりです:

  • AIとガバナンスの基本概念の理解:「AI」「ガバナンス」「AIガバナンス」の基礎を押さえ、マネジメント、リーダーシップ、コーポレートガバナンス、ITガバナンス、AIガバナンス相互のつながりや役割の違いを明確に説明できるようになる
  • AIの特性・振る舞いとニーズの把握:AIの主要な概念や分類を理解し、「ITIL® AI能力モデル」を通じて、AIの振る舞いやユースケース、リスク、ガバナンス要件への影響を解説できるようになり、各業界や組織機能全体でどのように活用されるかについて理解を深められる
  • 価値創出とリスク・トレードオフの理解:AIがどのように価値を創出して事業成果を支えるのか、また業界や組織機能、事業戦略、DX推進、サステナビリティの観点から生じるメリットとリスクとそのトレードオフを包括的に説明できるようになる
  • AIリスク・倫理原則と管理策の設定:AI利用に伴うリスクや倫理原則、その対策を理解し、AIガバナンス要件に合わせた管理策の組み立て方について説明できるようになる
  • ITIL® AIガバナンス改善モデルの活用:「ITIL® AIガバナンス改善モデル」を用いて、現行のガバナンスの評価とストレステストを行い、要件定義、改善設計・実装、さらに継続的な維持と保証までの一連の流れを説明し支援できるようになる
  • 多角的な実践・運用環境への適用:AIガバナンスを実践的なビジネスシナリオをはじめ、他のフレームワークや法規制、業界標準、サプライヤー、エンドツーエンドのサービス提供や運用環境全体に対して、適切に適用する視点を身につける

受講前提要件

特に無し。

コーススケジュール

1日目2日目
モジュール1:AIの世界とAIガバナンスの必要性モジュール6:ITIL® AIガバナンス改善モデル:評価とストレステストを行うこと、定義と設計
モジュール2:ガバナンスとは?モジュール7:ITIL® AIガバナンス改善モデル:実装と維持
モジュール3:AIとは?ガバナンスの対象となるものとは?モジュール8:身近なAIの存在:役割、業種、組織機能別のAI活用
モジュール4:AIガバナンスが機能しないとき、能力、リスク、コントロールモジュール9:AIガバナンスとフレームワーク、規制、標準との連携
モジュール5:ガバナンスツールキットとしてのITIL®試験準備(模擬試験の実施と解説)

試験情報

試験詳細

提供形式オンラインプロクタリング試験で利用できるバウチャー
資料持ち込みあり(ITIL® AIガバナンス(Version5) 公式書籍)
試験監督あり
時間90分(母国語以外での受験では25%延長:23分間の追加時間あり)
問題数40問
合格ライン70%(28問)

※本コースには1回分の再試験用バウチャーが含まれます。

受験要件

受験要件はありませんが、認定トレーニングを受講して準備をすることを推奨します。

ITIL® and the Swirl logo are registered trademarks of the PeopleCert group. Used under licence from PeopleCert. All rights reserved.