リーンITファンデーション

認定資格
EXINリーンITファンデーション
期間
2日間
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語
PMI® PDUs
14 (W: 3 P: 3 B: 8)

「継続的改善」と「顧客志向」を実現する手法を学び、変化する社会に対応し続けられる組織へ

「リーン」とは、トヨタ生産方式(TPS:Toyota Production System)を元にした、継続的な改善のための概念と手法をまとめた知識体系です。

本コースでは、企業のIT組織が、より良い価値をより早く届けられる顧客志向型の組織となるために必要なリーンの基礎について学びます。「人と組織」にフォーカスし、顧客への価値提供を行うための振る舞いと態度を理解することに重点を置いているのが大きな特徴です。

私たちを取り巻く環境が大きく変わる中で、最新の技術を取り入れるだけでは市場のニーズに対応できません。「変化し続ける環境に対応し続ける文化(カルチャ)を持つ人と組織を醸成すること」つまり「進化し続ける人と組織を作ること」も重要です。

「リーン」を学ぶことで、持続可能な組織を作るための考え方と手法を理解できます。

講義とディスカッションを組み合わせたインタラクティブなアプローチと具体的な事例によって理解を深め、認定資格の取得に向けて充実した試験対策も行います。

対象者

本コースは下記に該当する方を対象としています (下記は一例であり、これらに限定するものではありません):   

  • チームや部門、組織に改善マインドを醸成したいマネージャやリーダーの方
    • (IT職種以外も対象)
  • ITサービスの運用改善を加速したい方
  • アジャイルの考え方の基礎を理解したい方
  • 組織メンバーとして、自組織のサービス品質の向上、コスト削減を実現したい方

学習目標

  • リーンの概念、およびITにおけるリーンの適用方法を理解できる。
  • 顧客の価値観を分析し、顧客の声をプロセスに置き換えられる。
  • リーンの概念を、顧客の価値、価値の流れ、フロー、プル、完璧さとして理解できる。
  • 価値の流れ図でプロセスを診断し、改善できる。 
  • カイゼンアプローチを用いて問題を解決できる。
  • DMAIC改善サイクルを用いて作業できる。
  • リーン組織ではどのような振る舞いおよび態度が不可欠であるかが理解できる。

受講前提要件

  • 特になし

コーススケジュール

1日目2日目
1. コースおよびリーン方式の概要4. パフォーマンス
2. お客様5. 組織
昼休み昼休み
3. プロセス6. カイゼン
7. 振る舞いと態度
自己学習 (課題・講習内容の復習) 8. 試験の準備
認定試験(別日に各自予約をして受験)

試験詳細

必須条件特になし
再試験時の必須条件特になし
概要クローズドブック(持ち込み不可)形式で、多肢選択式の問題が40問出題
試験時間60分間
合格ライン40問中26問以上(正答率65%以上)