ワークショップ

MarsLander®Online

期間
5時間
学習形態
オンラインLive研修
言語
日本語

MarsLander® Onlineは、最新のITサービスマネジメント(ITSM)を体験できるオンライン型のゲーミフィケーションです。
Mars(火星)へロケットを送り、採取したデータを大学や研究機関に提供するサービスをビジネスとする企業が舞台です。
次々と発生するインシデントに対応しながら、顧客からの要求にも応え、改善も行い、チーム一丸となって価値の高いサービスを提供してビジネスを成功させることを目指します。

本ゲームは、従来のITサービスマネジメントの主要な概念であった管理プロセスや用語だけでなく、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応するための概念も体験できるよう設計されています。

 

ITサービスマネジメントの概念や用語

  • SLA、インシデント、要求、問題、サービスデスク
  • 変更管理、インシデント管理、問題管理
  • リーン、アジャイル、DevOps
  • 従うべき原則
  • SVS(サービスバリュー・システム)
  • SVC(サービスバリュー・チェーン)

※SVSとSVCはゲームの中では体験しませんが、ファシリテーターが説明で補足します。

 

ゲームで体感できるITサービスマネジメントのコンセプト例

ITSMの基本用語や管理の概念

SLA やサービスデスクなどの用語や、インシデント管理と問題管理の関係、変更の種類など、従来からあるITサービスマネジメントの 基本的な内容を体験できます。

価値を意識する(従うべき原則)

各スプリントの実施後に結果が算出されます。

  • 顧客満足度(顧客にとっての価値)
  • 売上(サービスプロバイダにとっての価値)

また、サービスレベルマネージャにとっては顧客と合意した SLAを達成することが重要となる等、各役割にとって大切な価値が何かを意識しながらゲームを進めます。

可視化と優先度付け(アジャイル、DevOps)

利害関係者全員が目標と現状を可視化して共有することにより、チーム一丸となって 働くことを体験します。また、バックログからスプリ ントバックログを抽出する 活動を通して、優先度付けの手法と、優先度を共有す ることの大切さを体験します。

振り返り(継続的改善、アジャイル、DevOps)

各スプリントの実施後に自分達のやり方を見直し、新たなやり方を見つけます。 この結果を次のスプリントで実行し、改善により自分たちの仕事の流れがより良くなることを体感します。

対象者

  • これからITサービスマネジメントを学習する人
  • ITサービスマネジメントについて学習した人
  • リーン、アジャイル、DevOpsの進め方はどういうものか体感したい人
  • 継続的改善の進め方について体感したい人

学習目標

  • 最新のITサービスマネジメントにおける主要な概念を体感できる(インシデント管理や問題管理などの「管理プラクティス」だけでなく、リーン、アジャイル、DevOpsや「従うべき原則」などについても)
  • サービスの共創と継続的改善について体感できる

受講前提要件

特になし

コーススケジュール

本ゲームは、スプリント(ラウンド)3 回で構成される、合計約5時間の内容です。2~3 回に分割して実施することも、また、他のITサービスマネジメント研修と組み合わせて実施することも可能です。

項目 内容 時間
準備 各自練習(事前) 15分
説明 概要紹介
ゲームの進め方紹介
練習
40分
スプリント1 実施
採点
振り返り
70分
スプリント2 実施
採点
振り返り
70分
スプリント3 実施
採点
振り返り
70分
まとめ 学んだことの共有 30分

※所要時間はおおよその目安です。