ワークショップ

VSMワークショップ

期間
6時間
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語

業務フロー・プロセスを可視化する手法・分析する方法を学ぶ

「Value Stream Mapping(VSM)」とは、トヨタ生産方式の「モノと情報の流れ図」を元に開発された業務フロー/プロセスを可視化する手法です。顧客に価値を創出する一連の工程の全体像をステークホルダーが集まって作成し、価値の流れ(バリューストリーム)を理解し、できあがったものを一同で俯瞰的に見ることによって、現状把握や課題発見を行います。

DX 推進におけるデジタル化や業務変革を推進するためには、まずは自組織の現状や課題を見つめ直し最適な改善施策を打つことが重要です。
「VSMワークショップ」では、身近な例を題材にして、実際にVSMを記述し見える化したものを分析します。そして分析した情報を元に改善アイデアを議論します。
このプロセスを通じて、部分最適ではなく「全体最適」の視点で、業務変革を行うための手法を身につけることができます。

※VSM記述に使用するツールは、研修開催方式によって異なります。
オンラインLive研修の場合:オンラインホワイトボードツールを使用
集合研修の場合:研修会場にて模造紙またはホワイトボードを使用

※研修受講後、実業務における実践を促進するには1社から複数名で受講されるとより効果的です。

オープンコース申込

本講座は、オンラインホワイトボードを使ってVSMを作成するオンラインLive研修、または模造紙と付箋を使ってVSM作成する集合研修から参加方法をお選びいただけます。

 

オンラインLive研修

開催日程(1日間):
2024年5月17日(金) (申込締切:5月9日)
2024年9月27日(金) (申込締切:9月18日)
講義時間:10:00-17:00
開催方法:オンライン(Zoom)※オンラインホワイトボードツールも使用します
受講費用:66,000円(税込)
支払方法:クレジットカード決済 または 請求書(銀行振込・当月末締め翌月末払い)

オンライン研修(イメージ)

 

集合研修

開催日程(1日間):
2024年7月5日(金) (申込締切:6月27日)
講義時間:10:00-17:00
開催場所:ITプレナーズセミナールーム(東京・麹町)
東京都千代田区六番町 1-7 Ohmae@work ビル 地下 1 階
受講費用:66,000円(税込)
支払方法:クレジットカード決済 または 請求書(銀行振込・当月末締め翌月末払い)


集合研修(イメージ)

開催に関する注意事項

お申込みいただいたコースが最少催行人員に満たないとき、開催を中止させていただくことがございます。
その場合、研修開催に当たる日より6営業日前までに開催中止のご連絡をし、お客様からお預かりしている代金がある場合は返金をさせていただきます。その際、弊社より別途ご連絡のうえ、可能な限り他の開催日程をご案内させていただきます。

対象者

  • 顧客への価値提供をさらに向上させたいと考える管理職・現場担当者の方
  • 組織横断での業務の全体最適化を行うために、具体的な手法を学びたい方
  • チームや部署全体の成果を上げたいと考えている方
  • コスト削減や生産性向上を含む業務改善手法を知りたい方

学習目標

  • 実際にVSMを記述し、一連の工程が体感できる
  • VSM記述の方法と分析の進め方が理解できる
  • 現状の業務フローが把握できる
  • 顧客・ユーザー視点での全体像が把握できる
  • ムダ分析・価値無価値分析をする際の指標が理解できる
  • 意見を引き出して改善を推進する手法が理解できる

必須条件

  • 特になし

アジェンダ概要

  • VSMとは
    • VSMを記述する目的
    • VSMの効果
  • VSMの書き方
    • VSMによる改善活動の流れ
    • ペインポイントの共有
    • スコープの定義
    • スタートとゴールを記述
    • プロセスを並べる
    • 線でつなぐ
    • 工程にかかる時間を入力する
    • 工程をグルーピング
    • VSM完成
    • ムダ分析
    • 価値無価値分析
    • Value add Time
    • 改善後の時間を計算する
    • VSM分析完了
    • 改善アイデアに優先順位をつける

受講者の声

  • 1日のワークショップを通して、プロセスの可視化ができるようになった。
  • VSMを実際に作成し、改善点まで考える一連の流れを実践できた。
  • 役割によって、全く違う情報を持っていることを改めて実感できた。
  • 業務分析、自動化対象洗い出しなどの見える化、特に数値化することの有用性を感じられた。