ITIL 4

We Are In The Midst Of The 4th Industrial Revolution

ITIL 4は次世代のITILのバージョンです。それは今日知られているITILの最良の部分を全て統合するだけでなく、ITとサービスの運営を新しいレベルに引き上げるものです。 プロセスに基づく従来型のサービス提供から脱して、ITIL 4ではより速く、高品質で価値に根ざしたサービス提供を人々と組織が行えるようにサポートします。Marcel Foedererがこれまでブログで説明してきたように、ITIL 4は従来型の組織にも適用できますし、アジャイル、スクラム、DevOpsといった継続的デリバリを採用している組織にも適用できるのです。

ITIL 4 概要

ITIL 4は、従来のサービス・ライフサイクルアプローチからサービスバリューシステム(下記図参照)アプローチになりました。ITIL 4へのバージョンアップした背景には、下記が挙げられます。
  • 今日のほとんどすべてのサービスは当たり前のようにITを前提としている クラウド、機械学習、ブロックチェーンなどを例として、テクノロジーはこれまでになく速く進歩している
  • ITは重要なビジネスの原動力となり、今や競争上の優位性の源になった
  • 多くの組織がこれらの機会を利用するための変革プログラムに着手している
  • 「デジタル」と呼ばれるこれらの変革は技術以上のものである
  • 組織は、安定性および予測可能性と、業務の敏捷性と速度の向上とのバランスを取る必要がある
  • 情報とテクノロジーは組織の機能とより強く統合され、クロス=ファンクショナル・チームがより広く利用されるようになっている
  • この組織的シフトに対処し、新しい技術からの機会を最大限に活用するためにサービスマネジメントは進化し続ける
  • Service Value Change

    ITIL 4は組織にどのような価値を確立するのか?

    ITIL 4はITIL V3から進化しました。すなわち、すでに高く評価されているITサービスマネジメントの中核部分を保持したまま、組織が今日のデジタルな世界に必要とされる新しい業務の進め方を採用するための実践的かつフレキシブルな移行を可能とします。

    実際のところ、ITIL 4は何を提供するのか?

    ITIL 4は組織が新しいデジタルトランスフォーメーションの世界へと進むための支持基盤を提供することになるでしょう。それは、今日の複雑なビジネス状況の中で人間とデジタル、そして物理的なリソースを整合させ、新しいテクノロジーをITオペレーションに組み込むことを促進することになるでしょう。

    ITIL 4はITIL V3と対象範囲は同じか?

    ITILのコンテンツはITIL 4のリリースによって現状よりさらに広がり、今日すでにそうであるように、また将来においてアジャイル、DevOps、デジタルトランスフォーメーションがそうなっていくように、ビジネスとテクノロジの領域に重点を置いています。この結果、全域にわたって製品とサービスについての総合された見方を促進されます。ITIL 4はITの開発者にも実務に携わる方々にもそしてビジネスの側の方々にも一層重要なものとなるでしょう

    ITIL V3は引き続き組織にとって価値があり続けるのか?

    ITIL 4が導入されたからといって、ITIL V3の価値がなくなることにはなりません。ITIL V3はこれまでと同様の価値があり、数多くのITを実務とする皆さんから広く必要とされ続けます。世界中の何百万という人々やビジネスに価値を与え続けるのです。全てのITILの認定は、今回のアップデートの後も有効であり続け、価値ある資格として認識され続けるでしょう。

    ★コラム:ITIL® 4への変更に対処する方法とその理由はこちらから

    ITIL 4 変更点

    価値共創

    上記サービスバリューチェーンに加え、サービスの定義が改善されました。 従来価値は、サービスプロバイダが顧客に提供すると一方的でしたが、「顧客が特定のコストとリスクを管理することなく、達成したいと望む成果を促進することで価値の共創を可能にする手段」と価値一緒に作り上げる定義になりました。また、顧客の概念もコンシューマの概念が加わり、コンシューマには、顧客とユーザが含まれます。

    サービスマネジメントの4つの側面

    サービスマネジメントの側面が、3つのPから4つのPに、そして4つのP自体の改善および外的要因も加わりました。
    4P

    プラクティス

    バリューストリームは、プラクティスを適宜組み合わせることによって生成されます。プラクティスは、従来のプロセスと機能に相当します。
    Practices
  • 一般マネジメントプラクティスは、一般のビジネスマネジメントの領域からITILに採用され適用された用語
  • サービスマネジメントプラクティスは、サービスマネジメントおよびITSM業界の中で発展してきた用語
  • 技術マネジメントプラクティスは、技術管理の領域の中からサービスマネジメントに適用された用語。焦点を技術からITサービスに拡大/シフトしている
  • ITIL 4 資格体系

    認定スキームはどのようになるのか?

    ITIL V3と比べると、ITIL 4の認定スキームはより現代的でシンプルなアプローチを取っています。というのも、プロフェッショナルに求められるキャリアパスをシン プルにし、今の時代にあった適切な内容となっているのです。これによって、認定資格の移行の割合が高まり、ITILのプロフェッショナルの皆さんがファンデーシ ョンレベルを超えてキャリアを追求し続けられることになるでしょう。

    認定スキームは以下のモジュールで構成されています

    ITIL Foundation

    ITIL Specialist (3 modules)

    ITIL Strategist

    ITIL Leader

    ITIL Master

    itil 4

    ITILV3から 4への移行方法

    20181221_ITIL roadmap

    ITIL Strategistモジュールは2種類ある?

    ITIL 4のスキームを参照すると、ITIL Strategist Direct, Plan & Improveというモジュールが異なる2箇所の枠組みの中に組み込まれていることがわかります。このモジュールは、どちらにおいても同じモジュールですが、両方の枠組みの中で必要とされる価値を提供しているので、それぞれに組み込まれています。

    ITIL Managing Professionalへの移行はどうなるのか?

    Managing Professional Transitionコースは認定されたトレーニングコースと試験のセットとなります。このコースを受けることにより、ITIL V3移行資格所有者(ITIL V3でのエキスパートおよび17クレジットに達している方々)は、 ITIL Managing Professional (ITIL MP) への移行を目指すことが可能となります。

    今からでもITIL V3ファンデーション研修を受けるべきか?

    今から新しく研修を受講する方も、ITIL V3ファンデーション試験の合格を目指すべきです。というのも、この資格は組織でも、個人に対してもITおよびデジタルサービスから最適な価値を得ることに役立ち続けるからです。この資格は、受講生に対して明快な能力モデルを提供し、現時点での事業戦略、ニーズ、組織における業務遂行に整合し続けています

    ITIL V3の上位研修受講は中止するべきか?

    ITIL 4のSpecialistやStrategistまたはLeaderといったコースが受講できる段階まで待つということも可能です。しかしながら、それらのコースが受講できるようになるのは2019年下期以降と思われます。現行のITIL V3インターミディエイトやプラクティショナといったコースを受講することによって、受講者はITIL 4 Managing Professional 移行モジュールを選択するための資格を得ることができます。

    ITプレナーズからはどのような研修コースが提供されるのか?

    ITプレナーズは業界のエキスパートの方々と共に、プロフェッショナルなITIL 4ファンデーションコースを自社開発しています。弊社のITIL 4コースのページで、さらに多くの情報を入手できるようになっています。

    どのようにすればITIL 4についてさらに詳しい情報を知ることができるか?

    ・ITプレナーズでは随時ITIL 4に関するセミナーを開催しています。詳細はこちらからご確認ください。
    ・AXELOSのITIL 4情報はこちらからご確認ください。
    ・そのほか、ご質問等ございましたら、本ページの一番下にあるフォームよりお問合せください。
    *本ページで使用している各用語の日本語訳は、すべて説明のための試訳となっており、公式なものではありません。

    教材サンプル(日本語版)

    ITIL 4コースで使用される、ITプレナーズの教材にご興味がございましたら、受講者および講師用の各プレビューを、ダウンロードのうえご覧ください。※日本語講師用ガイドは現在作成中です。
    elearning_portfolio-extension

    受講者向け(日本語版)

    ITIL 4コースで実際に使用する教材のサンプルです。
    ITIL Coursebook 2

    講師用ガイド サンプル (英語版)

    ITIL Instructor Guide 2
    learning-experience_trainthetrainer

    講師用ガイド
    (英語版)

    座学またはバーチャルコース用の、講師向けプレゼンテーションマテリアルです。
    delivery methods_INSTRUCTOR

    ケーススタディ

    学習者は、弊社のケーススタディカンパニーである、Axle Car Hire社の、実際の課題と機会を通じて、ITILサービスのバリューチェーンを体験することができます。

    ITプレナーズは2001年からITILの研修サービス提供に携わっています。
    創業以来15年以上、日本をはじめ世界中のITSM人材の育成や問題解決に貢献してまいりました。
    ITILの新たなステップとなるITIL4についても、マーケットリーダーとしてITSMに携わるみなさまに貢献し続けたいと考えています。 従業員の育成・勉強会や、教育事業者としての研修サービス提供を手軽に始めたい方は、気軽にお問い合わせください。

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    講師育成

    ITプレナーズは、認定講師プログラム(Trainer Certification Program (TCP))を設けることで、必要な適性をもった講師が常に高品質な集合研修を実施することを可能にしています
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    パートナサービス

    ITプレナーズは、パートナ様が製品ポートフォリオを拡大させ、更なる価値を提供することをサポートします。また、パートナシップを通じて、トレーニング分野での長期的な成長を可能にする明確な戦略を支援します。
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